お役立ちコラム運動前のストレッチ、実はやり方が重要です。
夏の暑さがやっとひと段落した感じですね。
これから秋の運動会が待っている学校も多いのではないでしょうか。
そして、お子さんと一緒に親子競技などに参加される方も多いかと思います。
そこで今回は、せっかくの運動会で大きなケガをしないためのアドバイスを一つお伝えします。
以前は「運動前にはケガをしないように、十分なストレッチをする」というのが一般的でした。
実際、プロのスポーツ選手が試合前にストレッチをしている姿をテレビなどで見たことがある方も多いと思います。
ところが現在では、運動前のストレッチは、その方法によっては運動パフォーマンスに影響することが分かってきています。
ストレッチには、大きく分けて「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」があります。
静的ストレッチとは?
アキレス腱を伸ばしたり、太ももの裏側にあるハムストリングスを伸ばしたりするような、筋肉をゆっくり伸ばして、その状態をしばらく保つ方法です。
静的ストレッチは、筋肉の柔軟性を高めたり、関節の可動域を広げたりする目的で行われます。
ただし、運動直前に長時間行うと、筋肉がリラックスし過ぎて一時的に筋力や瞬発的なパフォーマンスに影響する可能性があると同時に、関節も動きやすくなる分だけ動き過ぎてしまうことが有ります。
つまり、けがをしやすくなるという事です。
*静的ストレッチが悪いわけではなく、直前に入念にやりすぎると良くないという意味です。
動的ストレッチとは?
一方、動的ストレッチは、体を軽く動かしながら筋肉や関節を徐々に動かしていく方法です。
簡単に言うと軽く足踏みやジャンプをしたり、腕を回したり、上半身を前後左右に動かしたりすることで、体を少しずつ運動できる状態に近づけていきます。
その目的はこれから使う筋肉の温度を上げ、緊張を和らげ、パフォーマンスを上げることです。
運動前には、こうした軽い運動を取り入れながら体(筋肉)を温めていくことが大切です。これをすることで久しぶりに走って怪我をしてしまうリスクを下げることができます。
そして運動後は疲れた筋肉を早く回復させるために、今度は軽い静的ストレッチが効果的です。
つまり運動会に行うストレッチの順番としては
動的ストレッチ→運動→静的ストレッチがベストです。
運動会当日は「いきなり全力!」に注意
お子さんと一緒に運動会を楽しむためにも、無理をせず、しっかり準備をしてから参加してください。
運動会は、**「頑張りすぎて翌日動けない」ではなく、「最後まで楽しく参加できた!」**を目指しましょう。
